アキュディア™ X-VP寒天培地AccuDia™ X-VP Agar
製品コード
05135
統一商品コード
302051359
JANコード
4987302051359
包装
300 g
使用期限
製造後36ヵ月間
貯蔵方法
室温に保存(要防湿)
希望納入価格
¥12,000
製品概要
本培地は、主に食品からの腸炎ビブリオの選択分離用として使用する。食品微生物検査では公定法に用いられている。酵素基質による集落の発色を原理としているため、TCBS寒天培地で見分けにくかった他のビブリオも選択分離できる。
使用法
作り方:20~30分間加熱溶解後、50~60℃に冷やしシャーレに約20mlずつ分注し平板にする。培地表面を十分に乾燥させてから用いる。
注意事項:必要以上の加熱は、酵素基質や選択剤に悪影響を及ぼす。高圧蒸気滅菌をしてはならない。使用法:検体をそのまま、または増菌培養後塗布し、35~37℃、18~24時間培養する。
発育集落の性状:腸炎ビブリオは青~青緑色の集落を形成し、V. vulnificus、V. cholerae、V. mimicusは淡桃色~赤紫色の集落を、V. alginolyticusは発色せず白色集落を形成する。E. coliやビブリオ属以外の菌は発育が抑制される。
基本組成
102.4 g(1 L分)中
ペプトン | 10.0 g |
---|---|
酵母エキス | 5.0 g |
白糖 | 30.0 g |
チオ硫酸ナトリウム | 6.4 g |
クエン酸ナトリウム | 10.0 g |
塩化ナトリウム | 20.0 g |
ピルビン酸ナトリウム | 5.0 g |
胆汁酸塩 | 3.0 g |
選択剤 | 0.27 g |
発色酵素基質 | 0.25 g |
カンテン | 12.5 g |
pH8.8±0.2 |
精度管理(試験菌株)
試験菌株 | 判定基準 |
---|---|
Vibrio parahaemolyticus | 良好な発育(青~青緑色集落) |
Vibrio alginolyticus | 良好な発育(白色集落) |
Vibrio cholerae | 良好な発育(赤紫色集落) |
Enterococcus faecalis | 発育抑制 |
Pseudomonas aeruginosa | 発育抑制 |
Klebsiella oxytoca | 発育抑制 |
参照
食品衛生検査指針(2018)
サイズ
W8cm×H18cm×D8cm