アキュディア™ NGKG寒天基礎培地 顆粒AccuDia™ NGKG Agar Base
製品コード
05282
統一商品コード
302052820
JANコード
4987302052820
包装
300 g
使用期限
製造後36ヵ月間
貯蔵方法
室温に保存(要防湿)
希望納入価格
¥8,700
製品概要
本培地は、食品中のセレウス菌(Bacillus cereus)を選択的に分離、検出するために開発された培地である。
ペプトン量を低濃度とし、グリシンに置き換えることによって分離能を高めている。セレウス菌はグリシンを利用して培地をアルカリ性にするため、コロニー周囲の培地が濁った赤色(卵黄反応陽性)になる。
使用法
121℃、15分間高圧蒸気滅菌後、約50℃に冷却した基礎培地に、無菌的に調製した20%卵黄液を10%の割合に加えて混合し、シャーレに分注する。
30℃で18~24時間培養する。
セレウス菌は本培地上で周縁不規則で白色の光沢のない集落を形成し、周囲の培地は濁った赤色となる。セレウス菌以外の細菌の発育は強く抑制され、もし発育してもその集落は小さく、鑑別は容易である。また、本培地ではセレウス菌の芽胞形成も良好で、30℃で18時間培養後の定型的集落を釣菌して鏡検すれば芽胞型を決定できる。
基本組成
26.5 g(1 L分)中
ペプトン | 1.0 g |
---|---|
酵母エキス | 0.5 g |
塩化ナトリウム | 4.0 g |
グリシン | 3.0 g |
硫酸ポリミキシンB | 5万単位 |
フェノールレッド | 0.025 g |
カンテン | 18.0 g |
pH6.8±0.1 |
精度管理(試験菌株)
試験菌株 | 判定基準 |
---|---|
Bacillus cereus | 良好な発育(卵黄反応陽性) |
Escherichia coli | 発育抑制 |
参照
食品衛生検査指針(2018)
サイズ
W9cm×H20cm×D9cm